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わにがまちにやってきた!




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今日は私一人でプーク人形劇場に行ってまいりました。

一回寄りたかった曲がり角のマックでソフトクリームを食べ、

開演30分前に余裕で到着しました。

来ているのはやっぱり親子連ればかり、

でも、ナチュラルお母さんや、ちょいハデお母さんなど、

いろんな親御さんたちが来ていました。

受付でチケットを買うと、「筑波大学の方ですか?」

と聞かれてしまいました。予約の住所でバレたようです。

受付の方に、ショップの所にいらっしゃった、

筑波大の卒業のプーク女優さんを紹介していただきました。

NEUではなかったそうですが、NEU公演を見たことはあるそうです。

「今も駐車場でやってるんですか?」と聞かれましたが、

駐車場って?どこのでしょう?

「教室でやってます」と答えました。

コンポタ公演の時には閉まってるので、

あまりお目にかかれないショップですが、

人形劇の本とかも端の方に並んでいました。

マッチさんが私の脇を通り過ぎたこともありましたが、

私は帽子かぶっていたから気づかれませんでした。

通りなれた階段を通って客席に、

客席で見るのは去年のこどがく以来2回目です。

前3列は子供席に指定されていました。

しかしこれが問題を巻き起こしていて、

前に座りたくないと直前まで泣き叫んでいる子供もいました。

でも後ろの方の席で前に人が座っていると、

大人でも見えにくそうな感じでした。

会場係のお姉さんたち大変そうでした。

前の席がいっぱいで後ろに座る子供たちには、

お風呂用のいすで底上げするサービスがありました。

開演すると、かみしもの袖のケコミにプー吉(だっけ?)とチビがそれぞれ登場し、

プーク80周年について面白いやり方で紹介してくれました。

「キツネとネズミ」の演目は、パンフを見て驚いたのですが、演者が3人の劇でした。

しかし、テンポのよさと、舞台の工夫があって、それを感じさせませんでした。

人形も、ギニョールあり、棒遣いありと工夫されていて、

子ネズミの足プラプラ加減は特にキュートでした。

「わにがまちにやってきた」は、装置がとても工夫されていました。

シンプルな箱がいろんな形に変形して、場転を表現していました。

それも驚いたのですが、さらにすごかったのは役者さんです。

この演目は演者4人で、そのうち3人は「キツネ・・」と同じ人です。

その役者さんたちの演じ分けが見事で、びっくりでした。

なんで演じ分けがわかったかというと、面包をされてなかったからです。

なんでしてないのか最初は不思議だったのですが、こういうことだったんですね。

演者は4人しかいないのに、出てきたキャラクターは10人以上。

ある場面では一人の人が違うキャラクターのせりふを交互に言っていました。

なんだか演奏のソロパートみたいでした。

そんな感じなので、この劇の人形はほとんどが一人で操作していました。

わにだけが特別な存在で、かなり大きいサイズで、時々二人で操っていました。

わにの仕掛けも今まで見たことないすごい仕掛けで、

まるで手品みたいでした。

キツネの劇は私には少し物足りない感じでしたが、

わには大満足でした。

3月中にまだ何回かやっているので、興味のある方はどうぞ見に行ってみてください。



宇宙












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