飯田駅前で、わさび茶漬けの素を宣美担当の水田氏と割り勘で購入しました。演出の宴です。 長い長い11日間のいいだ滞在を終え、中央本線で爆速つくばっくしたのがはや10日前。今年は帰りに台風とこんにちはするようなことがなくてよかったですね。行きと同じく8時間半の旅で済みました。 - - - 10日(金)11日(土)で、新作「おとしもの」のいいだでの初演が終わりました。2ステージでおそらく100名近い方に見ていただけたのではないでしょうか。ご来場ありがとうございました! 宴にとってはノイ2年目、高校演劇部の3年も含めても、舞台を作る側5年目にして初の演出作品でした。制作開始から2ヶ月あまり、ほんっっっとに心臓に悪い人生を送ったので、今はただただ初演を無事終えられたことに安心しています。 いいだでの初演が終わった時の様子。交流のある他大学の学生さんたちをはじめ、大勢のお客さんに見ていただけました。 本作は、ノイにとっていろいろ未知の泥沼に踏み込んでしまった作品でした。 ・いきなり アカデミー賞受賞の作品を原作に据えてしまった のも、 ・ わけのわからない構造の人形を作ってしまった のも、 ・ やたらめった重たい大道具を作ってしまった のも、 ・ 音楽を全部外注オリジナルにしてしまった のも、 ・(ノイ的に) かなり本気な照明仕込みを要求してしまった のも、 全部演出が「これやりたい!!」ってワガママ言った結果にほかなりません。 計画通りに進んだもの、運良く実現したもの、いいだ公演時点ではボツっているものなど色々ありますが、それでもかなりの取り組みを無事舞台に出すことができました。嬉しいです。 人形の構造設計をしていた時の様子。作り方から特殊なものを採用したので、まず試作から進めていました。 演出宅で人形の塗装をしている様子。右側でやたら楽しそうなのが演出。 いいだでは人形劇団むすび座のみなさんに、前日の演出指導で大変お世話になりました。初めて通し稽古をお見せした直後から、ものすごい量のツッコミとアイデアを投げ、演出を一緒に考え、さらには追加のものづくり部材を買いに走ってくださりました。とっちらかっていた舞台がかなり整理され、見違えるように見やすくなりました。本当にありがとうございました。 私事ですが、宴は小さい頃から何度かむすび座の作品を見たことが
茨城県つくば市、筑波大学の芸術系サークル。主に中高生以上をターゲットとした独特な作品の制作を続けています。劇団名は「ノイ」、ドイツ語で「新しい」の意。国内最大の人形劇の祭典「いいだ人形劇フェスタ」への上演参加や、小学校・保育園等への出張公演など、学外での活動も積極的に行なっています。