スキップしてメイン コンテンツに移動

眠れない夜と、銀河の旅と




こんばんは。深夜ですね。

ねごとです。



公演が近いから、広報活動のためにちゃんとノイブログ書こう!と思いながら、一週間が過ぎ、二週間が過ぎ、いつの間にかこんな時期になっていました。

なんとびっくり、明日から本番の舞台の仕込みが始まります。



先ほど機材をお借りする他団体さんへ一通り連絡して、運搬リストの確認も終わって、さあ寝ようと思ったのはいいけども色々考え事をしてしまって眠れないので、ブログを書くことにしました。

ばかみたいですね。

遠足前の小学生じゃないんだから。



ノイの公演準備期間はいつもあっという間だなあと思うのですが、今回はさらに輪をかけてあっという間だった気がします。

テストと研究法のレポートも重なり、なんやかんやでバタバタと月日が過ぎてゆき、今回公演のことはあまりご紹介出来ていませんでしたね……。



こんな深夜のひとりごとを何人の方にご覧いただけるかわかりませんが、ネタバレにならない程度に、かつスタッフ紹介みたいな感じで(新歓も近いですしね!)少し書いていこうと思います。





まず、今回のお芝居の形式について。

今回の「続・銀河鉄道の夜」は、今までのノイのお芝居とは違った特殊な出遣い(というより半分人間…ごにょごにょ)の形式をとっており、人形と人間の両方で演じます。人形の動きと、それを操作する自分自身の動きの両方を意識しながら演じるというのがそれぞれの団員にとって初めての試みだったので、いろいろ試行錯誤しながら稽古しました。

また、人形も、今までのノイの公演をご覧になったことのある方が思わずクスリとする感じになっていたりします。



どのくらい書いていいのかしら。このくらいにしとこうかしら。



次に、小道具、衣装、舞台美術について。

上に書いたような少々変わったお芝居の形式のため、ものづくり方面でも色々工夫されてたりします。

小道具はおとうふちゃん主導のもと、ノイの新しい文化「折り紙」が大活躍しています。

あんなものやこんなものが一枚の紙を大変身させてできているので、是非小道具にもご注目ください。皆の努力の結晶です。

それから衣装、舞台美術についても……ううん、どれくらい書いていいのかしら。素敵な感じになっていると思います。



最後に忘れちゃいけない、お芝居の内容については、本当に少しだけ。

今回公演は、そのタイトルからわかるように、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を題材に、原作の美しい世界観はそのままに、演出の金平糖さんらしいテイストの加わった素敵なお話になっています。

見どころをここで書くのは難しいですね。

改めて脚本を見ると、それぞれのキャラクターがそれぞれ魅力を持っているなあと思います。

電車の乗客たちも個性的ですし、何よりねごとの演じる役は何といいますか、演じながらその人に血が通ってる感じがすごくして、その姿勢だったり生き方そのものだったりはねごとも何か思うことがあったり。

ねごともいつかこうしたいなあ、というのが少しあったり。

ううん、なんだか上手に言い表せませんけども。日本語話せ。

私の演技でそれらを上手くお伝えできるのか、このお芝居を見てお客さんが何を感じ取ってくださるのか、今から想像しただけでそわそわします。



きっと明日から舞台が立って、照明や音響が入って、一つのお芝居としてより完成に近づいていくんじゃないかなと思います。

もうすぐ本番という意識が未だふわふわしているのですが、いざ明日舞台が立つと思うとわくわくしてきますね。





それでは明日から、頑張っていきたいと思います。

忘れ物しないようにしなきゃ。というかこんなに思いがけず夜更かしして、遅刻したら舞台監督さんに合わせる顔がないですね。この発言がフラグな気がする。怒られないようにしたい。

そんなこんなで、今週末に迫りました卒業公演、よろしくお願いいたします。

おやすみなさい。

ねごとでした。












コメント

このブログの人気の投稿

舞台裏に魅せられて:作品を支える機材&取り組み

壊れていた自転車のチェーンカバーがついに直りました。宴です。 1年から乗り続けて4年目に突入した宴's チャリですが、つくば-東京を往復したり山登りをしたりで走行距離をガンガン伸ばしており、あちこち修理を重ねて現在に至っています。 卒業まで最低でもあと1年は乗る予定です。もう少し頑張ってくれ…… さて今回のブログ、ノイの 機材や道具に隠された秘密 をご紹介したいと思います。 学内外を問わずあちこちを飛び回って公演をしているノイですが、筑波大の劇団サークルとしては最も小さい団体です。 舞台設営や上演に使う道具を改良し続け、少ない人数でも公演が打てるよう様々な取り組みをしています。 【舞台設営】 筑波大の演劇サークルで唯一、学外でも公演をするノイ。舞台は全て持ち運んで、あっという間に組み上げられます💪 どんな場所での上演でも、妥協のない舞台をお届けするのがモットーです。普段はお目にかからない設営風景をどうぞ! #ノイ新歓2020 pic.twitter.com/9QMENcY8s9 — 筑波大学 人形劇団NEU / Puppetry Troupe NEU (@tsukuba_neu) May 6, 2020 この記事を書いている宴(情報メディア創成学類4年)は、何を隠そう 機材や道具が大好きで、メンテナンスや改造をしまくってきた張本人 です。個人視点でなにを書いてもいいって言われた(言われてない)ので、今回はちょっとコアな内容でお届けします!わあい! 【目次】 【もっと速く簡単に】舞台装置 【より綺麗に、より手軽に】音響・照明 ホールの環境に近い照明 オペレータの人数削減 まとめ <ちなみに>やっぱりすごいプロの技 【もっと速く簡単に】舞台装置 劇団系サークルの多くが単管と木板で組まれた舞台を作るなかで、 大量の幕でできたノイの舞台 はある意味特徴的です。背景となる大きな幕(大黒)や、役者を隠す袖幕などを並べます。 「おとしもの」より(@筑波大学中央図書館 / 2019) 「Compass」より(@学内教室 / 2020) この幕は、かつてはプラスチックの軽量パイプを組み合わせて作っていましたが、いくつか短所がありました。 (枠が歪むので) 寝か...

2/1活動報告

はっぱです。 学会ポスター完成しました!やったね! という訳で更新します。 2/1(日)練習@2D307 天気…それなりによかった気もするがもはや覚えていない 参加者:金平糖、ねごと、時の鐘、文藝春秋、はっぱ 10:00 集合 ねごと、時の鐘ものづくり はっぱ研究終わらず、遅刻 10:50 はっぱ着 お月見式ゆっくり発声をゆっくりする いつもの発声に入ったが一度お月見式に戻って再出発 滑舌は1番。多い。 滑舌中に自称「ノイのスーパーサブ」文藝春秋氏が颯爽と登場。ノイの混沌が薄まる。 11:30 練習 本読み(ねごと、はっぱ) ものづくり(時の鐘、ものづくり) 実は今日が人形構造完成締め切りなんてそんな馬鹿な 本読み、のんびりやりすぎて進まず。 水ノ子島灯台は一度調べてほしい。 12:45 お昼休憩 時の鐘、朝ご飯がコッペパン1個(しかもものを作りながら1/3ずつ食べている) ねごと、文藝春秋、はっぱ、某7時11時コンビニに昼食を買いにいく。 13:45 作業再開 金平糖氏登場。プロテインとアクエリアスを服用。 サンゴロウたちの目がつぶらでぐうかわ でも粘土を貼ると戦隊ものになる 16:30 みんなでものづくり みんなでやるとはやい。 18:00 撤収準備 19:30 解散 =ここから外部公演つむつむのターン= 20:00前 はっぱ撤退 このあと、ねごと、時の鐘、文藝春秋で某イタリアンなファミレスに行ったのかしら。 そんなこんなで、活動終了です。 お疲れさまでした。

よく見たら、一か月以上更新がないので、生存報告含めて更新しようと思った次第、水田です。 とは言え、話題が思いつかなんだなので、完全に趣味に走ったものになっています。 すなわち影絵(新歓公演のですが)についてグダグダ書こうかと。(なんだか、新歓公演の振り返りと被っていそうな気も) 自分が影絵に目覚めたのは…いつですかね。なんかし知らない間にはまってましたね。 影絵の何がいいかと問われたら、色々ありますね。幻想的なとことか、自由な表現ができることとか、とかとか。 そういった点が、自分が影絵に目覚めた理由ですかね、たぶん(紙を切るのが楽しいっていうのも入ってたり…)。 この自分の趣味を前面に、全開に押し出したのが、前回の公演ですよね。楽しくてつい紙を切り続けました。 もはや何枚切ったか覚えてないですね…。楽しかったですけど。 例えばこれですね。変化する影絵です。これは結構気に入ってます、はい。 どこをどうやって切れば、見せたいところだけが見えるのか、綺麗に動かせるのか、等々考えてるときは楽しかったですね。 ただ、切るときは星座の点と線が細くて切りづらいこと切りづらいこと…。 とは言っても、己の限界に挑むというのは楽しかったです。いやー、今後もこういったギミック系影絵に挑みたいですね。 続いてはこちら!(効果音) 我らがNEUのロゴです。こうやって、自分たちのロゴを現実の舞台で使えたのも、影絵のおかげなんですかね? なんだかんだで、これが一番頑張ったなー、と個人的には思い出深い影絵です。 これはどこをつなげて、どこを切ればきちんと丈夫なものが出来上がるのか、を考えるのが肝でしたね。 とりわけ、「団」の字は細かいパーツが多くて大変でしたね…。 これ書きながら改めて見返すと、なんだかもっと人に見せられるレベルにまで詰めたい気も…(フラグ)。 まあ、時間があったら、やろう、うんそうしよう。 影絵は白黒だけでないのがまた面白いですよね。 これは明らかな偏見ですが、「影絵」って聞くと、どうしても白と黒なイメージなんですよね、自分。 でも実際は紙に透明なフィルムを貼ることで様々な色が出せる、カラフルなことができるのも、楽しいなって思います。 (上記の写真では宇宙人くんの胴体が青とか赤くなってます。) 新歓公演の話から変わりますが、去年のいいだ人形劇フェスタで...