スキップしてメイン コンテンツに移動

いいだ4日目~そして更なる舞台へ~



こんばんは。ねごとです。

えー,先日のノイブログを電車のなかで投稿してから,
いろいろ……いろいろね……台風とか…運休とか……通行止とかとか……
まあ~~~~~いろいろ……ありまして。

昨日8日の11:00頃に全員のつくばっくが確認されました。
いろいろとインパクトのつよい,思い出に残るいいだばいばいでしたね……本当にお疲れさまでした……。

はてさてねごとの雨女容疑は晴れるのでしょうか。
雨がだいすきアンブレラさんとか作っちゃったからなあ。
いや~どうもすみません。今年度いっぱいで卒業するので見逃してやってください。

そしてねごとは散々お騒がせした挙句,夏風邪をこじらせました。
一体どこから貰っちゃったのかな~~~。


そんなことより!
いいだ最終日のご報告,げんきに行ってまいりましょう(*'ω'*)

*いいだ4日目*8/6(日)

この日はみなさんお早めの起床!
で,朝からお米を炊きました( ˘ω˘ )
しっかり予習して監督してくれた宴くんが帰ってしまった後でしたが,なんとかおいしく炊けました!

献立はこんな感じ…
・白飯(水田くんはパスタ派らしい)(というか新入団員2人は食が細い)(この時点で男性団員加入後もなおノイ食いしん坊担当が不動のねごとであることを確信)
・即席お味噌汁(この日はわかめが人気)
・ハム入りオムレツ(下級生がハムを切り上級生が焼く連携プレー)
・冷奴(今回不参加のおとうふちゃんはみんなで美味しく戴かれました)

そしてそして,この日も元気に3本観劇!
ひとつひとついってみましょう~







*人形劇団 座 鳥アングル コテサキ手羽先/幕間の小さな人形ゲキ/スープのはなし
こちらは,ノイのOB・OG+αの皆さんによる公演でした。

前日の練習も見学させていただき……ねごとが現役期間的に重なっていたのははっぱさんくらいなのですが,みなさんお久しぶりの方々ばっかりでした。
さんかくさんが中心になって精巧に作られた可愛らしい人形(子どもはちょっと怖がっちゃうかもな感じがねごと的にすごくツボだったんですが)によるパペット劇……下級生たちはいろいろと参考になったのではないでしょうか……丁度つぎの演目も……げふんげふん

わたしが入団時から尊敬してやまない,少し離れた先輩方の人形劇をはじめてこの目でちゃんと観たわけですが,わたしが1年の頃憧れた「ノイらしさ」がどこかに生きているのを感じて涙が出そうになりました。
「ノイ(新しい)」の名の通り,この劇団の個性って常々変わっていくものなんじゃないかとは思いますが,なんだかこう,変わらないことや忘れたくない大事なことがちゃんとあって,こうしてノイの名を離れたあとにも道は広がっていて,続いていくものなんだなあと。
4年生になった今もやっぱりずっと届きそうにない,憧れの先輩方。胸がきゅっと苦しくなるような,また同時に背中を押されたような気がしました。
月並な表現で大変恐縮ですが,この場をお借りして,ありがとうございました。

*沢則行 OKHOTSK オホーツク―終わりの楽園
この公演は前々から予約していたため,鳥アングルさんの公演から急いで真っ直ぐ向かいました。

さんしょううおに続く沢さんワールド……ほああ~っと思わずため息の漏れるOHPの使い方や,役者さんの息遣いまで伝わるような見ごたえある人形遣いを,中央ブロック最前から確か5列目?という超ど迫力席から観劇しました。
ほぼ無声劇(とアイヌのことば)のかたちで進んでいくのですが,お話そのものは悲劇的なお話で,瞬きも忘れて没頭してしまいました……終わったときにすごくまぶたがしぱしぱしました。
客出しのときに(勇気を振り絞って話しかけてみたらねごとが劇人だとバレたらしく,有難いことに親身に専門的に)細かく人形や小道具の作りを見せていただけたのが嬉しかったです……!

~文化会館の向かいにある海鮮和食屋さんでお昼ごはん~

*人形劇団望ノ社 宇宙カバ~Space Hippo
もう有料は沢さん観たらおしまいかな~と思いきや,「宇宙カバ」というパワーワード感に負けてしまい購入&観劇。
カナダ人の男性と日本人の女性による,漸進的なSF影絵劇でした。
言語は日本語と,英語と,ほんのちょっとのエイリアン語。
なんともパンチの利いた,わけのわからないコミカルな面白さがねごと的に一番のヒットでした。なんだこれ!とひとしきり笑ったあとにはしっとりと,皮肉と退廃的な雰囲気と,切なさとに浸れる感覚が心地よかったです。宇宙カバすごい。
こちらも影絵のつくりや投射のしかたが気になって,終演後に聞いてきちゃいました!
沢さんのOHP技術と合わせてばっちりメモしてきたので,どこかで生かせたらいいなあ。

それから,亀戸ちゃんは別行程で,セントラルパークの音楽パフォーマンスを観てきたみたいです~そちらも楽しかったみたいで!
なんでもござれないいだのお祭り好きの雰囲気,いいですよね!(*'▽')



こんな感じかな?
すごい語りすぎ注意な気がしました。

夕方16:00にはフェスタが終わって公民館に戻りまして,お風呂とカレー,それから都留文さんからなぜか引き継いだ(?)お菓子たちを食べながら小打ち上げをしました。

今年のカレーは(も?)座長のやまびこちゃんきっての希望で夏野菜カレーにしました!
オクラとピーマンとおなすがゴロっと入って美味しかったです( *´艸`)(ねごとのカメラフォルダに入った,亀戸氏が鍋の中のなすを「大きくなあれ……」とつついて育てる動画が謎すぎて所在に困ります)
昨年度いいだで物議を醸したカレー事件は今年は何事もなく,平和にやり過ごすことができました。カレーモンスターさんはこの一年で「待て」を覚えたみたいです。

そして翌日7日は帰るだけ!……だったのですが,いろいろひと悶着ありまして,そこは割愛。
家に帰るまでがいいだ人形劇フェスタ。
とにかく,みんな無事に帰ってこられてよかった!


たくさん書いてしまいましたが,今年のいいだの感想はこんなところで失礼したいと思います!
みんなもいいだの感想とか新人公演のあれこれとかもっと書くといいよ!というか書いてください!

次は9月頭の新人公演だ!
ではでは,ねごとでした!















コメント

このブログの人気の投稿

文化庁メディア芸術祭

面白い展示のお知らせです。 11月1日(土)ー11月3日(月)の3日間、 筑波大学の総合交流会館(ガラス張りのとこ)と講堂にて 文化庁メディア芸術祭の展示があります。 かなりメジャーなイベントらしいのですが(なにせ文化庁)、 今年は筑波大にも巡回するという珍しい機会だそうです。 なんで筑波に来るのかというと、筑波大の芸専の人が過去によく受賞しているからだそうです。 あ、チラシにワダさん(2007筑波凱旋公演の会場を貸してくださった方)の名前もありましたよ。第9回と第11回推薦作品だそうです。ワダさんすごいですね。 そしてお得な企画が、シアター上映。 ラインナップは 11月1日 11:00「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」原 恵一監督(第6回大賞) 13:00「マインドゲーム」湯浅政明監督(第8回大賞) 11月2日 11:00「時をかける少女」細田 守監督(第10回大賞) 13:10「河童のクゥと夏休み」原 恵一監督(第11回大賞) 16:00 連句アニメーション「冬の日」川本喜八郎監督(人形劇で有名な)、他(第7回大賞) 11月3日 11:00「千年女優」今 敏監督(第5回大賞) 13:10「もののけ姫」宮崎 駿監督(第1回大賞) となっています。これらをなんとフィルム上映と聞きました。 しかも無料。見たい方は早めに行かないときっと入れないですよ。 全国規模ですから。会場は講堂です。 そして11月1日16:30-18:00 メディアアート・シンポジウムがあります。 出演は岩田洋夫(筑波大教授)    クワクボリョウタ(メディア・アーティスト)    土佐信道(明和電機) 司会 三田村畯右(筑波大名誉教授) 豪華な顔ぶれですね。 展示の方もすごいと思いますよ。10:00-18:00 入場無料 あの狭い空間に展示しきれるのか不思議ですが。 私は「モルフォタワー」Youtubeで動画は見たことありますが、ぜひ生で見たいです! というか、どれも選ばれた作品なんだから、すごいに決まってます。 ぜひ、興味のある方は行って見てください。 http://plaza.bunka.go.jp/festival/event/tsukuba.php 宇宙

明日から旅に出ます

こんばんは、胃腸薬です。 今日で今年度も終わりですね。 私の人生も、今日を最後に学校という温室を出るわけです。 昨日30日(水)は、つくばで後輩たちが追いコンを開いてくれました。 裏では、「はっちー二十歳の会」も粛々と進められており。 楽しかったです。 カメラを忘れたのは痛かったですが、 かわりにはっちーカメラを我物顔で使わせてもらいました(笑) 明日は記念すべき第一歩の日ですが、いま、かなりネガティヴな気分です… 緊張だし。入社前課題の進みがよくないし。これがもとですぐ解雇されちゃったらどーしよー。 明日はともかく、なんで私服仕事なのよ。何着りゃいいのよ… このように、思考がどんどん暗いほうへ行くわけです。 でもまぁ、やるしかないですからね! 仕事がある、てありがたいよね。やることがある、ていいよね! たたかいますよ!私、胃腸薬は! 最後のノイブログは、もっと感慨深いことを書きたかったですが(笑)、 こんなんなりました↑ 今後のノイブログを楽しみにしています。 みんな、楽しくノイってってください♪ では!

三ヶ月 讃歌月

卒業しました、さんかくです。 卒業証書を見るまで、本当に卒業できるのか不安でしたが、ちゃんと頂けました。 式では、4年ぶりに会う顔やら、バイトやゼミ仲間など、思い出深い顔に会えて懐かしい気持ちになりました。(卒業式で懐かしむのも変なはなしですね) 卒業式はまぁ大切なイベントだったわけですが、それ以上に私にとって重大だったのは「人形劇団NEU卒業公演 人形讃歌」です。 私の演出した「金魚列車」は三年前(?)の脚本コンペに出したのが始まりで、結局ほとんど脚本は変わらず公演に至りました。 一方の、主人公の人形は一年前に出来上がり、「余裕ダゼ!」と思っていましたが、結局新たに作り直したので全然余裕ではなかった。 人形(ものづくり)に関しては「こうすればよかった」と思うことが沢山あります。 ・坊やの腕の関節の改善 ・坊やの胴体の糸調節 ・ママの腰に糸をつけること ・ママの膝関節の変更 ・若者にメガネと帽子をつけること ・若者に入れたオモリを減らすこと ・カラスの足を可動式にすること ・水蒸気装置の実践 もう、きりがないです。 これを読みながら、 「いやいや、もっと根本的に改善するところがあっただろ!」と感じたかもしれません。OBの方もスッキリしない点があったようでした。が、あえてそこには触れません。 人形劇、特に私が演出するような人形劇の場合は人形そのものの問題が演技に大きく響いたと思います。そして、今回は私が観たいものに、私が作りたいものに、みなさんを巻き込んだようなものでした。 だから、「金魚列車」に何か不自由な問題があったとしたらさんかく氏自体の問題です。 言い訳はこのくらいにして、 もう、とにかく、楽しい三ヶ月でした。22年間生きて来て、こんなに好きなことばっかりな日々はなかったんじゃないかな。そして、こんなにクレイジーなまでにものを作りまくった日々はないな。 ノイスペースで人形遊びしたり、狭いさんかくハウスで練習したり、天の川でビラ配りしたり、はちみつさんと雪山の遭難のような徹夜をしたり、そして、好きなものを好きなように作れた。自己満足かもしれないけれど楽しかったな。 次に黒子になる日は… もう、決まっていたり? では、さよなら。 さんかく。