という本を読みました。
まだ途中ですけど、
自分が知らなかったことや、
感じていたけど言葉にできなかった表現などあって、
勉強になります。
どれも人形や人形劇についての言葉です。
人形劇は隠喩(メタファ)の源泉である。
「私とあなたの関係は・・・?
すなわちあなたは私に、命令なさるが、
そのあなたも、誰かに対しては、憐れに仕える身の上で、
他人のあやつる糸により、動く木製の人形のようにあやつり動かされています」(ホラティウス)
「創造意欲をかきたてるための芸術的自由を得ようとして、人間は人形劇を考え出した。
この発見によって、運命の脅威から自らを解放し、自己の世界を創造したのである。
そして、人間に全面的に従う登場人物を通して、自己の意思、自己の論理、自己の美学を強化した。つまり人間は、自己の世界の小さな神になった。」(ウラジーミル・ソコロフ)
人間の役者は多くの個性をあらわすが、
人形は一つの個性しかもたない。
人形は私的生活を持たず、舞台でのみ生きる。
「死、つまり、単に重力の法則にしたがってぶら下がっている状態、
これは、ダンサーのだれしもが求めても得られないすぐれた特徴です。」
「人形を動かすのではない。
人形が自分で動けるようにするのだ。
それが芸術である。」(エドワード・ゴードン・クレーグ)
「実際に舞台における人形の価値を決めるのは、
舞台に登場している人形の活用のしかたにある」(ロタル・ブシュマイヤー)
人形はそれぞれ、その重心と素材によって、規定された独自の行動特性を持つ。
劇人形はごく簡単な自己確認の手段。
人間の想像力の投影。(ロジェ・ダニエル・ベンスキー)
役に変形できるものなら、どんな品目でも人形になれる。
人間の身体でも、身体の一部でも、あらゆる種類のものでも。
いっぱい書きましたけど、ほんの一部です。
しかも私チョイスなので、偏ったものだと思います。
鵜呑みにしないで、こんなこと考えてる人がいたんだねって感じで。
読んでて訳わかんない表現もいっぱいありました。6時間くらいかけてやっと半分です。
読むの遅い・・・
宇宙
コメント
コメントを投稿