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ねごとのたわごと、えそらごと


台風も通り過ぎて、すっかり夏の終わりの陽気ですね。



こんにちは、ねごとです。





夏の公演……終わっちゃいました。







まずは公演に足をお運びいただいた皆様、ありがとうございました。



雨の日が大好きな主人公の「彼」のおかげで、雨に恵まれた公演になりましたね。

本番準備をしながら、今頃彼は「いや~いい天気だな~!(CV.侍ゴスペラーズ)」なんて言ってはしゃいでるのかしらと思いました。

とんでもないですね。

お客さんが皆無事にご帰宅できたことを祈ります。

おい誰や4DXって言ったやつ……誰や……笑えんわ……。



ともあれ、無事に3回公演とバラシまでできてほっとしております。

この公演に関わってくださった全ての皆様にお礼申し上げます。

新人のやまびこちゃんを迎えましたノイを、これからもどうかよろしくお願いいたします。





追記は演出の独り言です。

いつもは演出さんを差し置いて好き勝手ブログに書くのは気が引けるなあ……と思うのですが、今回は私が演出なので遠慮することないですよね。

すこし長々と書いてしまおうと思います。



一部蛇足になるお話を含むかもしれないので、読まなくていいかな~と思った人はそっとお戻りください。



それでは。









えそらごと。絵空事。

「絵には美化や誇張が加わって、実際とは違っている意から、大げさで現実にはあり得ないこと」を意味する言葉なのだそうです。



今回の物語の主人公は、えそらごとの世界の住人。

もう一人の主人公は、えそらごとの描き手となる、空想好きの女の子でした。



実を言うと、ねごとがその「空想好きの女の子」だったのです。



小学生くらいの時からオリジナルの物語を描くのがすきで、ノートに書きなぐったものが多分まだ実家に大量に残っています。

黒歴史も黒歴史なのでそろそろ捨てたい。捨てて欲しい(懇願)。

玉ねぎがキッチンの平和を守るために戦う話とか、攫われたお姫様が勇者に助けられる前に魔王に恋に落ちる話とか。

小学生の発想ですからね。本当にしょうもないのばっかりです。



でも自分で作ったキャラクターにはやっぱり愛着が湧いてきて、ふと、「このキャラクターが作り手の手を離れて、具現化して、自分の意思で動くようになったらどうなるんだろう?」と思いました。

それが、今回のお話を作るに至ったきっかけです。





脚本を書いてノイの皆に見せる前は、不安でいっぱいでした。

今までは自己満足で書いて、せいぜい仲の良い友達何人かに見せて終わりだったけれど、それを公演として打つなら話は別です。

「これがちゃんと人形劇になる?」「皆に脚本を好きになってもらえる?」「客演の方を何人かお呼びするけれど、一緒に楽しんでもらえる?」

ときどき孤独感さえ感じながら、ひたすら考えて、悩みました。



それから本当に、本当に、いろいろなことがあって、いろんな人に迷惑をかけて、でも稽古場はいつだって楽しくて、それでもうまくいかないときはうんうん唸ってきましたが、本番の舞台をオペ席から見たとき、なんだかぜんぶ報われたような気がしました。



演出挨拶に書かせていただいた通り、わたしの空想だったものが、ちゃんと形になって、しかも空想以上になって、目の前に姿を見せてくれました。

今回はじめて棒人形を持った役者さんも本当にじょうずに人形を持ってくれて、まるで私の生み出したキャラクターそれぞれに意思が芽生えたような、そんな錯覚さえほんの一瞬ですが感じさせてもらえました。



それらは、役者さん達が居なかったら、ものづくり総監督さん、舞台監督さん、音響さん、照明さん(……は、私か…私だ……)、宣美さん、当日スタッフさんが居なかったら成しえなかった光景でした。

ねごと一人じゃ、このお話は形にならなかった。



そして何より、新人のやまびこちゃんが入ってくれなかったら立たなかったかもしれない舞台です。

こんなに嬉しいことってありません。



みんながお芝居を完成させてくれたお陰で、私はこのお話を胸を張って好きと言えるようになりました。

これからもきっと、「みんな」が私の背中を押してくれることでしょう。





大仰なこと書いてしまいましたが、つまるところは皆でお芝居つくるの楽しい!っていうのが言いたかったんです。文章へたくそか。

つくることはやめられない。これです。



そんなこんなで、今後のノイの活動の見通しはまだもやっとしたままですが、追ってお知らせしていけたらいいなあと思います。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。





PS. カーテンコール曲の「Daydream Believer」という曲、日本語歌詞でカバーしたバージョンもとっても素敵なので聴いてみて下さい。ちなみに原語版が叶わぬ恋に焦がれる夢見がちな子視点の歌詞で個人的女の子×男の子イメージ、日本語版が「きみのお陰でずっと夢をみさせてもらえたんだ、僕は幸せだったよ」みたいな歌詞で個人的女の子×アンブレライメージです。



……これこそ蛇足でしたね。

ではでは、ねごとでした。













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